レコーディングも近くなってきた頃、せっかくのフルアルバムだし、今までと角度の違う一面を見せられたらなと思って作った曲。
最初 "デュイ〜ン" って感じのピッチベンドが楽しくてやっていただけだったけれど、みんながちょっとづつ合わせてくれて数分で完成。
来週にでもデモ録っちゃおうぜ〜となり、歌詞もスタジオで歌いながら出てきた言葉をメモって、ほとんどそのままになった。
きっと今回のアルバムからは外れちゃうかな〜思っていたところ、パリパリ(Gt)がこの曲いいじゃん!入れたらいいじゃん!みたいに言ってくれて一命を取り留め残留。
結果、絶妙なダークさがアルバムの流れの中でナイスな塩梅に機能し、なくてはならない曲になったと思う。
余談ながら、アルバムのタイトルを決める際に「歌詞から取ろう!」となり、最終的に『Dawn for Lovers』から "泡のような光たち" という部分をタイトルに選んだのだけど、パリパリ(Gt)の出した案の中にこの曲からとった "取り払われる計画" というものが入っており、ミステリー小説すぎてウケた。
“取り払われる計画” スーパー却下。
こうして新しい音像にチャレンジしたことによって、きっと次に見えてくるサウンドも変わってくるし、ある意味このアルバムで1番のチャレンジな曲だったような気もする。